English version is available here (README-en.md)
マークダウン(.md)ファイルを縦書きでプレビューするための、Zedエディタ用拡張機能です。青空文庫形式のルビにも対応しています。
また、ルビ付き・縦書きのままEPUBやHTMLで出力することもできます。
自作の没入型ライティングエディタMirrorShard 2 の縦書きプレビュー機能を移植したものです。
- 本拡張機能は、Markdown用の言語サーバとして動作します。Markdown(
.md)ファイルを開いた際に、自動的にLSPとしてバックグラウンドで起動・連動します(したがってステータスバーの「Language Servers」で操作が可能)。 - したがって、拡張子.txtのファイルしか開かれていない場合にはサーバが起動しません。 - 完全ローカル動作:Zedの標準入力をキャプチャしてプレビューウィンドウ(WebView)に送っているだけなので、外部のサーバーやクラウドにデータ送信することはありません。
- 保存時(Ctrl + S)に自動同期:エディタ側で保存(
Ctrl + Sまたは:w)、あるいはオートセーブしたタイミングでプレビューが更新されます。 - プレビューウィンドウの多重起動はできない仕様になっています。
- 青空文庫のルビ書式(|親字《ルビ》)で書くことで、プレビュー画面でルビを表示することができます。
- WebViewでプレビューしている関係上、巨大テキストを扱うことはできません。安全のため、文字数が多すぎる場合は先頭の50000字だけを表示し、末尾に境界線と注意書きを追加しています。
- Linux環境では、ウィンドウの描画(安定性)のためにWebKit Compositeを無効化する仕様上、メモリ消費量(RAM)が大きくなります。
Tauri v2 + Rust + WebAssembly(WASM)
プレビューウィンドウ上のコントロール、またはフォーカス時のショートカットキーで、直感的な操作が可能です。
- 最前面に固定(ピン留め):プレビューウィンドウを常に最前面に表示します。
- エクスポート(HTML / EPUB):ルビを保持したまま、縦書きの電子書籍(EPUB)やHTML形式に変換して保存します。
- 更新:表示を手動でリフレッシュします。
- フルスクリーン:プレビュー画面を全画面にします。(F11キーでも切り替え可能)。
- 最小化:プレビューを最小化します。
- 閉じる:プレビューを終了します(Ctrl + Pでも閉じられます)。
Ctrl + T(MacはCmd + T):ダークモード↔️ セピアカラー(目に優しい暖色系) のテーマを切り替えます(設定は自動保存されます)。Ctrl + P(MacはCmd + P) またはCtrl + Q(MacはCmd + Q):プレビューを閉じます。Ctrl + H(MacはCmd + H):プレビューを最小化します。Ctrl + +/Ctrl + -:フォントサイズの拡大・縮小。Ctrl + 0:フォントサイズをデフォルト(18ポイント)に戻します。
また、プレビューウィンドウは、ウィンドウの端をドラッグしてサイズを変更できます。
※現在、本拡張機能はZedの公式レジストリへ申請中(Pending)です。そのため、公式収録されるまでの間は、以下の手順で手動インストールを行ってください。
お使いのオペレーティングシステム(OS)に合わせた手順に従って、エディタ裏で動作するプレビュー本体のセットアップを行います。
- Releasesページ から、
zed-vertical-viewer.exeをダウンロードします。 - ダウンロードした
zed-vertical-viewer.exeを、環境変数(PATH)の通っているフォルダ(例:C:\Windows、またはご自身で用意しているPATHの通ったフォルダ)に配置します。
macOSのセキュリティ仕様により、Windows版と同じ手順(生バイナリの起動)を踏むとシステムに画面描画をブロックされてしまいます。そのため、以下の手順で配置を行ってください。
-
Releasesページ から、
zed-vertical-viewer_1.0.0_aarch64.dmgをダウンロードし、ダブルクリックしてインストールします。(/Applicationsフォルダにアプリが配置されます) -
ターミナルを開き、以下のコマンドブロックを丸ごとコピーして貼り付け、実行してください。(※自動的に中継用スクリプトが生成され、実行権限が付与されます)
sudo tee /usr/local/bin/zed-vertical-viewer << 'EOF' #!/bin/bash exec /Applications/zed-vertical-viewer.app/Contents/MacOS/zed-vertical-viewer "$@" EOF sudo chmod +x /usr/local/bin/zed-vertical-viewer
-
Releasesページ から、拡張子なしの実行バイナリ zed-vertical-viewer をダウンロードします。
-
ダウンロードしたバイナリを、/usr/local/bin/ などのPATHの通った場所に配置し、ターミナルで以下のコマンドを実行して実行権限を付与します:
sudo chmod +x /usr/local/bin/zed-vertical-viewer
本リポジトリを git clone するか、ZIPでダウンロードしてご自身のPC上で解凍しておきます。
Zedを開き、コマンドパレット(Ctrl + Shift + P)から、zed: install dev extension を実行します。
ファイル選択ダイアログが開くので、先ほどダウンロードしたリポジトリフォルダの中にある zed-extension フォルダ を選択してインストールします。
EPUBやHTMLへのエクスポートには、システムに Pandoc がインストールされている必要があります。
- 導入されていない場合は、Pandoc公式サイト からインストールしてください。
- Pandocは標準的な場所、あるいはパスの通っている場所にインストールされていることを想定しています。それ以外の場所にインストールすると、正しく認識されない場合があります。
Zedの仕様上、エディタ側でプロジェクト(ワークスペース)を切り替えた際、古いLSPプロセスと新しいプロセスの間で、プレビューの自動同期が停止することがあります。
その場合は、お手数ですが以下のいずれかの手順で再起動(Restart)を行ってください。
- Zedのステータスバーにある
zed-vertical-viewerの横の "Restart" ボタンをクリックする(それでも起動できない場合、Restart All Serversで全サーバを再起動する)。 - コマンドパレットから
editor: restart language serverを実行する。
これによって、新しいプロジェクトのドキュメントの自動同期が再開されます。
本プロジェクトは MIT License のもとで公開されています。
Copyright (c) 2026 [DroicheadNua]
mirrorshard.dev@gmail.com
X: @mirrorshard_dev
https://github.com/DroicheadNua/zed-vertical-viewer
